日米関税交渉でトランプ大統領と合意した赤沢亮正経済再生相が24日、米ワシントンから帰国した。羽田空港で記者団の取材に応じた赤沢氏は「守るべきものは守ったうえで、日米両国の国益に合致する形で合意を得ることができた」と振り返った。
合意内容をめぐっては、ホワイトハウスが米国時間23日、概要を文書で公表した。その中には「日本が米国製の防衛装備品を年間、数十億ドル規模追加購入する」と盛り込まれていた。
赤沢氏は合意直後の会見で「防衛費に関する内容は含まれていない」と説明していた。それについて問われると、「(日米で)認識の違いはない」と述べ、すでに決定している防衛装備品の購入計画について、米側に説明しただけだとの認識を示した。
またホワイトハウスの文書に…