経年劣化したカセットボンベを使用して、漏れたガスに引火する様子(実験画像)=製品評価技術基盤機構(NITE)提供

 9月1日は防災の日。災害時の備えにもなる、カセットボンベを使った製品や携帯発電機を安全に扱っているかチェックしてみませんか? 製品の不具合だけでなく、誤った使い方や不注意でも事故が起き、製品評価技術基盤機構(NITE)が注意を呼びかけています。

 NITEのまとめでは、2020~24年に起きたカセットボンベなどの製品事故は計204件。火災などによって5人が亡くなっている。

カセットボンベ 「使用期限も」

 カセットボンベには、気密性を保つための「パッキン」などと呼ばれる部品が使われているが、時間の経過とともに劣化し、ガス漏れが生じる恐れがある。

 日本ガス石油機器工業会は…

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