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備蓄米の随意契約について、対象を外食事業者などに広げると発表した小泉進次郎農林水産相=2025年2月18日午後4時39分、東京都千代田区、富永鈴香撮影

 政府は備蓄米の随意契約の対象を小売店に限らず、新たに飲食店や弁当店、給食事業者などを加えることを決めた。小泉進次郎農林水産相が18日、発表した。

 随意契約での備蓄米放出は、5月下旬に大手小売りを対象に始めた。その後、精米能力のある米穀店や中小の小売業者向けの契約枠も設けた。

 さらに、今月11日からは、大手や中小などの枠を設けずに、2021年産12万トンについて、小売店を対象に追加で受け付けを始めていた。18日午後5時時点で、88社の計約3万2千トンの申し込みが確定した。この放出の対象を飲食店などに拡大し、20日から受け付ける予定だ。

 小泉氏は、コメの流通量を増…

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