難民申請中の外国人の子どもを強制送還しないよう、関係省庁に求める集会が27日、参議院議員会館で開かれた。当事者の子どもや若者が参加し、省庁の職員に直接訴えた。
一般社団法人「反貧困ネットワーク」が主催した。15人ほどの当事者が自分の体験談などを話した。
難民認定の申請を認められないまま、入管施設への収容を一時的に解かれる「仮放免」の状態だという高校生は、苦しい胸の内を吐露した。入管施設に行く度に「頑張っても無駄だよ。諦めな」と言われたという。集会に出席した、出入国在留管理庁や文科省などの職員に「あなたには未来がない、と言われたことはありますか?」と話した。
クルド人との共生を訴える市…