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【動画】雲海に包まれて「天空の城」となった備中松山城=白井伸洋、上田潤撮影

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山城を包むように現れた雲海=2024年11月8日午前8時32分、岡山県高梁市、ドローンで白井伸洋撮影
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 天守が現存する唯一の山城「備中松山城」(岡山県高梁市)の周辺で、雲海が見頃を迎えている。気象条件がそろった日は雲海の中に城の天守が見え、「天空の城」とも称される景色を見ることができる。

 市によると、備中松山城の周辺は盆地で、気温の寒暖差など気象条件がそろう秋から冬にかけて、特に雲海が発生しやすいという。

 8日朝は日の出とともに空が明るくなってくるころには雲海が出ており、時折、城の天守付近まで覆われるほどだった。これから紅葉が進めば、色づく木々との共演も楽しめる。雲海は12月上旬までは発生しやすいという。(白井伸洋)

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