19日午後8時、青森県大間町の大間漁協から、2人が乗り組んだマグロ漁船・第28光明丸（4.9トン）が予定の同日午後5時になっても帰港せず、消息不明になっていると、青森海上保安部に連絡があった。
青森海上保安部によると、同日午後9時10分ごろ、大間埼灯台から東北東約3キロの津軽海峡で、捜索中の船が乗船していた須藤愛教さん（55）を発見。救命胴衣をつけていたが、意識はなく、搬送先の病院で死亡が確認された。船長の藤枝亮一さん（70）の行方は分かっていない。
当時の海上は西北西の風約7メートル、波の高さ1メートル、海水温度は11度だった。第28光明丸は太平洋沖でマグロ漁を終え、戻る途中だった。大間漁協によると、同日午後11時20分ごろ、第28光明丸とみられる船が転覆しているのが見つかった。その後、海保の巡視船が監視していたが、見失ったという。
3億3360万円の本マグロ釣り上げた
行方が分からなくなっている…
