韓国の進歩（革新）系最大野党・共に民主党は18日、ソウルで全国党員大会を開き、党代表に李在明（イジェミョン）氏が再選された。李氏は次の大統領候補に名前が挙がっており、4月の総選挙での大勝を背景に尹錫悦（ユンソンニョル）大統領との対決姿勢を更に強めるとみられる。
李氏は党員投票などを合わせて85・40%の得票を得て当選した。李氏は「政治を生かして国民に希望を与えなければならない」と述べ、尹氏や保守系与党・国民の力の韓東勲（ハンドンフン）代表との会談を提案した。
李氏は尹氏が親日的だとして対日政策への批判を展開してきた。先月26日に発表された世論調査機関・ギャラップが次の指導者を問う世論調査では、22%の支持を得て1位だった。一方で李氏は背任などの罪で在宅起訴され公判中で、有罪となる「司法リスク」を抱えている。
「ポスト尹」をめぐる争いで…
