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2024年9月1日、ソウルの国会での会談で握手する韓国の与党・国民の力の韓東勲代表(右)と野党・共に民主党の李在明代表=東亜日報提供

 韓国の保守系与党・国民の力の韓東勲(ハンドンフン)代表と進歩(革新)系最大野党・共に民主党の李在明(イジェミョン)代表が1日、会談し、国民の生活問題に関する両党の共通公約を推進するための協議体を運営していくことで合意した。

 尹錫悦(ユンソンニョル)政権の下で与野党の激しい対立が続くなか、両代表による公式会談は初めて。国民の生活向上への努力を共にアピールした形だが、与野党が対立する様々な懸案に関する具体的な進展はなかった。

 4月の総選挙での与党の大敗を受け、国会は野党勢力が多数を占めている。また、韓氏と尹大統領との隔たりも指摘されており、政策面での食い違いも目立ち始めた。

 野党だけでなく、与党と政権との関係も今後の政権運営の変数になりそうだ。(ソウル=貝瀬秋彦)

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