6月3日の韓国大統領選に向け、韓悳洙(ハンドクス)首相が早ければ30日にも首相を辞任し、立候補に向けて動く見通しだと複数の韓国メディアが伝えた。無所属で立候補した後、保守系与党の候補との一本化を図るとの見方が多く、韓氏が実際に立候補すれば選挙戦の構図が大きく変わることになる。
有力紙・東亜日報は25日夜、韓氏が早ければ30日ごろ辞任し、立候補についての立場を明らかにする見通しだと報じた。中央日報も「早ければ30日に辞任した後に、出馬の意向を明らかにするとみている」との関係者の話を伝えた。聯合ニュースも「早ければ30日に辞任後、出馬を宣言する可能性が提起されている」とした。
与党・国民の力の大統領選の候補者らが、韓氏が立候補した場合の候補の一本化に柔軟な姿勢を見せ始めていることが背景にあるという。
国民の力は現在、党の候補を…