第66回岡山県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟、朝日新聞社など主催)は7日、小編成の部(20人以内)の演奏が倉敷市民会館であった。中学(14団体)は日比と英田の2校、高校(17団体)は関西と作陽学園の2校が、22日から山口県で開かれる中国大会への出場を決めた。
関西高は「元禄」で和の世界の表現に挑戦。アルトサックスの姫野陸さん(2年)は練習だけでなく、元禄時代について学んで本番に臨んだという。部員13人の小所帯。「音をどれだけ遠くまで響かせられるかを意識した。今までで一番の出来でした」
中学の部では、日比は「喜歌劇『サーカスの女王』セレクション」をテンポよく力強く披露した。部長でテナーサックスの古村美桜さん(3年)は「自分たちが楽しむことを心がけた。客席にもいい演奏が届けられたと思う」と笑顔を見せた。
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◆審査結果(◎は中国大会出場)
【中学小編成】金賞=水島、矢掛、久世、◎日比、◎英田、和気▽銀賞=磐梨、加茂、笠岡西、真備、勝央▽銅賞=光南台、北房、北陵
【高校小編成】金賞=笠岡商業、津山商業、◎関西、◎作陽学園、美作、興陽▽銀賞=高松農業、倉敷鷲羽、津山工業、備前緑陽、岡山白陵、勝山、邑久、岡山後楽館▽銅賞=玉島商業、玉野、林野