秋田市で風力発電の羽根が落下する事故があり、頭にけがをして現場近くで倒れている男性(81)が見つかった。男性はまもなく死亡が確認され、秋田県警が経緯を詳しく調べている。経済産業省によると、同様の事故は全国で起きているが、過去5年間で死亡事故は起きていないという。
- 風力発電の羽根が落下 近くで倒れていた男性が死亡 秋田市
経産省によると、2023年度の1年間に全国で発生した風力発電所の事故は38件。このうち今回のように羽根が破損したケースは9件あり、雷や地震が原因のものもあった。大規模な電力会社の風力発電所のみを対象にした統計では14~22年度に18件の事故が報告されている。
過去には45トンの先端部が45メートル落下も
鳥取県琴浦町では20年1月…