料理旅館跡を改装し、CoIU1号館となる予定の建物=岐阜県飛驒市古川町、荻野好弘撮影

 岐阜県飛驒市で2026年4月開学をめざす「コー・イノベーション大学」(CoIU(コーアイユー))について、文部科学省の大学設置・学校法人審議会は29日、設置を認める答申を出した。

 飛驒地方初の4年制大学として、一般社団法人「CoIU設立基金」(井上博成代表理事、学校法人へ改組)が開設準備を進め、昨年10月に設置認可を申請していた。

 計画によると、「共創学部地域共創学科」を設け、定員は1学年120人。JR飛驒古川駅近くの料理旅館、古民家、ホテルだった建物を改装してキャンパスにするほか、同駅東側で27年度に建設される複合施設に入居する予定。

 1年次は飛驒市で学び、2年次以降はオンライン授業と並行し、全国各地の企業や自治体で長期インターンシップを経験するなど実践的な学びを深めるという。

 答申では、安定的に学生を確保するため、戦略的な学生募集に取り組むように求められた。

 CoIU学長に就く宮田裕章・慶応大教授は「ここまでともに力を尽くしてくださった地域の皆さま、自治体や企業の方々、そして多くの関係者の皆さまに心より感謝申し上げます」とのコメントを発表した。

 地元の飛驒市は、ふるさと納税や企業版ふるさと納税の寄付金を原資に大学の環境整備を支援する。都竹淳也市長は「CoIUが知の拠点となり、地域づくりにも直結していくことが期待される。全力で支援し、ともに地域の発展を目指します」とコメントした。

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