帝国データバンクは28日、これまでに今年値上げすると公表された食品(予定を含む)は計1万797品目と、前年の同時期の調査の約1.8倍にのぼると発表した。背景には人件費や物流費の増加などがあり、最終的には2万品目前後に達する可能性があるという。
同社が主要食品会社195社について調べた。
値上げした品目数は2022年が約2万6千、23年が約3万2千に達した後、24年は約1万3千まで減って「値上げラッシュ」に一服感がみられていたが、今年は再び増加に転じる見込みだ。
分野別にみると、調味料が3…