Smiley face
写真・図版
東京都内の郵便局のロゴ

 日本郵便は30日、東京都港区の芝郵便局の課長が、前日の集配業務で飲酒運転をしていたと発表した。業務中の飲酒運転の発覚は先月に続いて今年度2度目。出勤時の飲酒運転が判明したケースが4月に計19件あったことも明らかにした。

 芝郵便局の課長は、乗務前の測定で呼気1リットルあたり0.03ミリグラムのアルコールが検出された。課長は「風邪薬を飲んだために検知された」とウソをつき、軽四輪車で2時間40分ほど集配。問題発覚後に前日の飲酒を認め、日本郵便が警察に知らせたという。

 これとは別に、車や自転車などで出勤した後の測定でアルコールが検出された事例が、4月中に10支社で19件あった。いずれも前日に飲酒したケースとみられる。日本郵便は今月から、前月分の飲酒運転の発生状況を通勤時の分も含めて公表することにしたという。

共有