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写真・図版
ささつゆさんが描いた養老鉄道と枡酒列車のイラスト=養老鉄道提供

 列車に揺られながら升(ます)酒に酔ってみませんか――。養老鉄道(岐阜県大垣市)は4月12日から12月まで、土、日曜日を中心に月2回程度、「枡(ます)酒列車」を運行する。沿線の蔵元が醸した日本酒を大垣市特産のオリジナル木升で楽しめる企画列車で、初めてイラストレーターとコラボし、乗客に特典をプレゼントする。

 升の生産量で全国シェアの8割を占める大垣市にある「大橋量器」が協力。枡酒列車は、大垣駅(大垣市)を午前11時46分に出発する。終点の桑名駅(三重県桑名市)までの所要時間は約1時間10分で、振る舞われる日本酒の銘柄は当日のお楽しみという。

 コラボ企画として日本酒にまつわる作品を多く発表している揖斐川町出身でイラストレーター兼デザイナーのささつゆさんのオリジナルポストカードを乗客に渡す。車内ではオリジナルグッズの販売もある。期間中に3回以上乗車した人には限定記念品が贈られるという。

 料金は、養老鉄道の1日フリーきっぷと弁当、酒、升が付いて6500円(税込み)。先着順で定員は34人。現在、4月開催分の予約を受け付けている。5月開催分は4月1日から、6月開催分は5月1日から受け付けを始める。7月以降の日程は決まり次第、同社のホームページで発表する。ウェブサイトか電話(0584・78・3400)で申し込む。

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