最優秀選手に選ばれた全パの日本ハム・清宮幸太郎=友永翔大撮影

BIGBOSS語録

 「(選手層の厚いソフトバンクは)あれだけ主力がけがをしても勝っている。けど、うちも引けなんか全く取らない。もう一緒でしょ。(日本ハムも)みんながいいだけにオーダーの組み方は難しい。コーチ陣にオーダーを組んでと言って、答え合わせをするけど、まあ違うよね。みんなが納得するオーダーを組みたいといつも思っています。最終的に決めるのは僕ですけど、みんなで成長していきたいですね」(6月25日、エスコンフィールド北海道で)

記者メモ

 ジリジリと順位を上げてきたソフトバンクについて言及する一方で、日本ハム打線にも自信をのぞかせる。今季の打線は「パワー重視」「スピード重視」に両方を兼ね備えた「ハイブリッド」の3パターンができるとし、打順に頭を悩ますほど選手層の厚みが増していることを強調した。

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 「三つ負けましたけど、若いチームなのでベンチの雰囲気とかはもうキャンキャン言うて(笑)。いいんじゃないですか。面白いでしょ。今年はパ・リーグもなかなか(どのチームも)いい戦力が整っているんで、突き放されることはないかなっていう感じではありますけど。(ソフトバンクの)小久保監督も今年は厄介な戦いと(感じていると思う)。でも、逆に面白いと思う。お互いに順位が行ったり来たり、変わると盛り上がるんで。そういう展開にしていきたい。三つ負けたら、三つ勝ちゃいいんで」(7月3日、みずほペイペイドーム福岡で)

記者メモ

 ソフトバンクに3連敗して首位から陥落し、ゲーム差なしの3位に後退。それでもベンチの雰囲気はよく、選手たちは落ち込むことはなかったと話す。

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 「今日花火大会って、ちょっと聞いてたんで、面白い試合を見せた後の、さらに面白い花火大会になれてよかったです」(7月12日、エスコンフィールド北海道で)

記者メモ

 午後2時試合開始のデーゲームは、清宮幸太郎の3安打4打点の活躍などでオリックスに競り勝つ。夜に6千発超の「ファイターズ花火大会」が開催されたが、新庄監督は所用で見られず。

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 「1カ月半前に160万円で購入しました。スクイズの文字? オンにしてから携帯で打ち込まないといけない。ただ、作動しないかもしれないので違うサインはつくっておきました。でも俺ね、ミスったんすよ。スクイズのサインを出して、(三塁走者の)周東くんより早く俺がスタートを切ろうと思ってた(笑)。成功してセーフってバタバタバタしようっていう計画だったけど、2ストライクと追い込まれたんで、『(スクイズを)決めてくれ』ってのが勝った」(7月23日、京セラドーム大阪で)

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 三塁コーチを務めたオールスターゲーム第1戦の四回1死三塁で、特注サングラスを装着。レンズ部分に電光掲示板のような「スクイズ」文字が流れ、サインを伝えた。打者の若月選手(オリックス)はスリーバントスクイズに失敗すると、大げさに倒れ込んで観客の笑いを誘った。

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 「ホームラン競争の時からシーズン中の打球と違う感じがするんですよね。早めにタイミング取って、パコーンってボールを乗せる。バッティングにメリハリができてて、めちゃくちゃいいなと思って。やっぱりああいう練習からいいなと思った時は、試合でもいい結果につながってるよね。めちゃくちゃあまり褒めたくないけど、MVPおめでとうございます」(7月24日、横浜スタジアムで)

記者メモ

 オールスターゲーム第2戦に「2番・三塁」で先発出場した清宮幸太郎選手は左前安打、中越え適時二塁打、右越えソロ本塁打を放ち、あと三塁打が出れば、サイクル安打達成という活躍ぶり。初出場だった2022年のオールスター第1戦に続き、2度目の最優秀選手賞(MVP)に輝き、清宮幸選手に対して普段は辛口な指揮官も脱帽するしかなかった。

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 「自分でしっかり考えながら。キャッチャーのサインも『いや、そこは違いますよ』。前の攻め方から計算して、自分で組み立てて抑えているなっていうようなピッチャーに見えました。まだ19歳ですよ。壁にもうあと7、8回はぶつかりますよ。でも、19歳で大したもんですよ」(7月26日、エスコンフィールド北海道で)

記者メモ

 ドラフト1位新人の柴田獅子投手がロッテ戦でプロ初登板、初先発し、3回を完全に抑えた。打者としても期待される「二刀流」の19歳に指揮官は賛辞を惜しまなかった。

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