3月の大相撲春場所で、茨城県阿見町にある二所ノ関部屋の大関・大の里関が、土浦市出身の元大関・高安関=田子ノ浦部屋=を優勝決定戦で下して3場所ぶり3度目の優勝を飾った。茨城ゆかりの新旧大関対決をどう見たのか。大の里関の師匠で、かつては高安関の兄弟子だった牛久市出身の二所ノ関親方(第72代横綱稀勢の里)に聞いた。
ぼくは準優勝12回、チャンスまだまだ
「ぼくは準優勝(優勝次点)が12回。高安は9回。まだまだチャンスはたくさんある」
今月2日、同県古河市で8月に開かれる夏巡業をPRするため市役所を訪れた二所ノ関親方は、初優勝を逃した高安関についての質問にそう答えた。
二所ノ関親方と高安関は現役…