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 4月13日に開幕する大阪・関西万博の「関西パビリオン」に入る徳島県ゾーンの内覧会が23日、会場の人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)であった。徳島の伝統を学び、現在や未来へとつなぐ仕掛けを盛り込んだという。

 関西パビリオンは、中央の円形広場から放射状に8府県の展示ブースが並ぶ。鳥取県と和歌山県の間にある徳島県ゾーンのコンセプトは「水とおどる」。豊かな水が、藍染めや和紙などの伝統を生み、人々の暮らしを支えてきたことを伝える。

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関西パビリオンの中にある徳島県ゾーン。藍色を貴重にしたデザインだ=2025年3月23日午前11時47分、大阪市此花区、相江智也撮影

 「指し物」と呼ばれる伝統技法で組んだ格子状の扉が来場者を迎える。木工職人の集団「富永ジョイナー」の作品だ。

 その奥に藍色の空間が広がっている。天井には藍染め工房「ISSO(一草)」の作品。阿波藍で染めたシルクで渦潮を表現し、来場者は海の中にいる感覚を味わえる。

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鳴門の渦潮をイメージした天井。17色に染め分けたシルクで表現したという=2025年3月23日午前10時20分、大阪市此花区、相江智也撮影

藍染め体験、来場者が作り上げる作品も

 左側の「伝統展示エリア」で…

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