岸田文雄首相は17日、党本部で森山裕総務会長らと会談し、総裁選候補の高市早苗経済安全保障相が全国の党員らに政策リーフレットを郵送した問題を協議した。党は郵送配布の禁止を通知している。首相らは、党員票に影響を与える可能性があるとして、総裁選選挙管理委員会に対応を促す方針を確認した。

 首相は森山氏のほか、渡海紀三朗政調会長、小渕優子選挙対策委員長と約1時間、協議した。報道機関の党員・党友調査などで高市氏が高い支持を得ていることについて、「少なからずリーフレット送付が影響している」(党幹部)などの意見が出され、選管に対応を促すため、逢沢一郎委員長に検討の指示を出したという。

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 党選管は「お金のかからない…

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