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JR高松駅(左)に隣接して新築された「高松オルネ」の北棟=2024年6月25日午前10時19分、高松市浜ノ町、福家司撮影
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 JR四国が31年ぶりに手がけた本格的な駅ビル「高松オルネ」(高松市)の開業から約3カ月となった。

 不動産など非鉄道部門の強化を目指す同社にとって「試金石」となるが、出足は好調のようだ。運営するJR四国ステーション開発の杉浦崇史社長(59)に課題や展望を聞いた。

 ――JR高松駅ビル「高松オルネ」の来場者は開業3カ月で200万人を超え、年間700万人の目標達成は確実とみられます

 まだ成功したとはいえないが、予想以上のスタートが切れた。他の商業施設にはない、四国にこんなモノがあったのか、と新たな発見があったのではないか。

 たとえば1階の直営店「shikoku meguru」は、食のセレクトショップとフードコート、チャレンジキッチンを備えた新たな業態の店舗だ。スーパーやハンバーガー店など生活に密着した店舗が入ったことも、支持された理由と考えている。

 ――開業前には「先輩」にあたるJR九州やJR西日本のノウハウにも学んだと聞きます

 大分、宮崎、長崎、富山駅な…

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