野球の第32回U18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)に出場する高校日本代表は8月31日、沖縄セルラースタジアム那覇での壮行試合で大学日本代表に1―8で敗れた。

 先発した下重賢慎(健大高崎)が二回に1点を失い、四回は2番手の中野大虎(大阪桐蔭)も失点。五回に藤森海斗(明徳義塾)の適時打で1点を返したが、以降は打線が沈黙した。

 9月2日には沖縄県高校選抜とも壮行試合を行う。W杯は5日開幕。

明徳義塾・藤森が活躍

 高校日本代表は2番藤森海斗(明徳義塾)が2安打1打点と躍動した。一回1死から中前へチーム初安打を放つと、3点を追う五回1死二塁では内角を突く厳しい球を再び中前へ。チーム初適時打で意地を見せた。

 守っては左翼から始まり、八回以降は捕手に移った。2日前にあった対外試合でも一塁や右翼を含む四つの守備位置をこなすなど、マルチな役割を見せている。

 2年前のW杯で初優勝を経験した明徳義塾の馬淵史郎監督からは「自分ができることを精いっぱいやれ」と送り出された。今夏は高知大会決勝で敗れただけに、「甲子園に出られなかった分、世界大会で2連覇したい」と藤森。本大会でも暴れるつもりだ。

 小倉監督(高校日本代表) 「大学生のあれだけのスピードと力がある球、キレのある変化球を見せてもらえたっていう経験が一番大きい」

 石垣(高校日本代表) 1回1失点。最速153キロを計測。「良い感覚で投げられていたが、やはり大学生の方が一枚上手で、本当にレベルが高かった」

 阿部(高校日本代表) 2安打。「相手投手の一球一球の質が全く違ったし、打者は一振りで仕留める集中力があった。チャンスの場面で1本出すところが課題だと思う」

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