千葉県立富里高校のジャズオーケストラ部が、米国で5月に開かれた高校生のジャズ世界大会に出場した。アジアから唯一の招待校として、ステージに立った。「世界はレベルが違った」。その経験は、今後の糧になる。
「ザ・マッド・ハッターズ」の愛称で知られる同部は、開校翌年の1987年に創部した。プロジャズトランペット奏者の篠原正樹さんの指導を長年受け、「日本ステューデント・ジャズ・コンテスト」で2023年まで5年連続1位を獲得するほどの実力を持つ。
高校生のジャズは珍しく、全国でも30団体程度とみられる。
5月7~11日にニューヨークで開かれた「Essentially Ellington High School Jazz Band Competition and Festival」に出場した。篠原さんの縁で、世界的トランペット奏者であるウィントン・マルサリスさんから招待を受けたのだ。
全員渡航をめざしCF
ただ、費用がかかる…