山形県高校野球連盟は16日、山形市で理事会と評議員会を開き、この夏の第107回全国高校野球選手権山形大会の日程を正式に決めた。大会は7月10日に中山町のヤマリョースタジアム山形(県野球場)で開幕し、26日に同スタジアムで決勝を迎える。
大会はほかに、米沢市営野球場、新庄市民球場、鶴岡ドリームスタジアムが会場となる。組み合わせ抽選会は6月26日にある。
新たな暑さ対策として、第1試合の開始時間をこれまでの午前10時から1時間早め、午前9時に変更した。第2試合の開始時間は30分早めて正午に固定し、選手たちが体調管理をしやすいようにした。準決勝2試合の開始時間は未定だが、決勝は昨夏に引き続き午前10時開始とする。
また、大会中に熱中症特別警戒アラートが出た場合は、臨時の運営委員会を開き、翌日の試合を原則的に中止とすることも確認した。
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役員改選では、会長の高橋良治氏の退任に伴い、新たに山形工業高校の安部康典校長が会長に就任した。
安部会長は「高校野球の持続的な発展と、多くの人に愛され応援してもらえる高野連であるために尽力したい」と抱負を述べた。