7月6日に開幕する第107回全国高校野球選手権滋賀大会(滋賀県高校野球連盟、朝日新聞社主催)に向けて、審判員が審判技術を磨く講習会が14日、彦根市のHPLベースボールパークであった。45人の審判員らが参加した。
講師は、5月に阪神甲子園球場であった講習会に参加した押谷卓磨さん(34)らが務めた。参加者は「ホームラン!」などの発声練習から始め、ストライクかボールの投球判定などを確かめた。地元の彦根東や近江の部員が、投手、捕手、打者として講習を手伝った。
審判員の本職は消防士など様々だ。三添元希さん(25)は会社員。高校時代は八幡商でプレーし、卒業後から審判員を務めている。「3年生の最後の大会にふさわしいジャッジをしてあげたい」と話した。講習会は15日も行う。