全国の高校生が頭脳スポーツとして麻雀(マージャン)の腕を競う第1回全国高等学校麻雀選手権大会(朝日新聞社主催、コナミアミューズメント、セガ協賛)の大阪予選が12、13日の2日間、朝日新聞大阪本社で開かれた。1日目と2日目それぞれで、成績上位3チームが東京で来月7、8日に行われる本選出場を決めた。
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大会は2人ひと組のチーム戦で、各自が4半荘(ハンチャン)ずつ対局。合計ポイントを競った。大阪予選は1日目、2日目それぞれに44チーム88人の高校生らが参加した。
12日に1位だった柴田優希さん、奥田廉叶(れんと)さんの通う大阪府立夕陽丘高校からはもう1チーム出場していた。奥田さんは「友達のチームが他の上位チームを倒してくれたことも、予選で勝てた要因。同じ高校の4人でつかんだ勝利」とにこやかに振り返った。
13日に1位だった兵庫県立の姫路東高校の福田煌輝(こうき)さん、村田有希真(ゆきまさ)さんのペアは今年1月にあったプレ大会にも出場。その際は福田さんが個人成績1位をつかんだが、チーム順位は3位で本選のシード権を得られなかった。「ずっと悔しくて、(村田さんと)一緒に牌譜(はいふ)検討しながら帰った」と福田さん。1位と発表されると「よっしゃ!」と声を上げ、2人で握手して喜びを示した。本選では「きょう負けた人たちの分まで、関西の意地を見せたい」と口をそろえた。
本選出場者は以下の通り。(敬称略)
【12日】
1位 柴田優希、奥田廉叶(大阪府立夕陽丘高校)
2位 木村太一、寺田悠人(立命館守山高校)
3位 神野慶次、佐藤泰斗(香川県立高松北高校)
【13日】
1位 福田煌輝、村田有希真(兵庫県立姫路東高校)
2位 岡田大輝、三吉勇翔(大阪星光学院高校)
3位 水野晶太、尾澤龍煌(りゅうき)(福井県立武生高校)