高知大は21日、道路交通法違反(ひき逃げ)などの罪で有罪判決が確定した女性准教授(63)を懲戒解雇処分にし、発表した。また、同法違反(酒気帯び運転)の容疑で検挙された高知大医学部付属病院の20代男性看護師を停職3カ月の懲戒処分にした。
高知大によると、准教授は昨年10月23日朝、高知市内で車を運転中にオートバイの男性と衝突してけがを負わせたが、無免許運転の発覚を恐れて現場を離れた。今年2月に高知地裁で懲役1年6カ月執行猶予3年の有罪判決を受けた。
看護師は昨年12月21日夜に高知市であった職場の忘年会で飲酒後、車を運転して帰宅しようとし、市内の交差点で信号待ち中に眠り込んだ。通報を受けた警察官の検査で呼気1リットル中0.2ミリグラムのアルコールが検出され、高知簡裁から罰金30万円の略式命令を受け、納付した。