卒業証書を受け取る高知市立第六小学校の卒業生=2025年3月21日午前10時13分、高知市升形、羽賀和紀撮影

 高知市内のすべての市立小学校で21日、卒業式があった。市教委によると、39校で計約2500人が卒業を迎えたという。

 市立第六小(同市升形)では午前10時から卒業式が開かれ、33人が参加した。色とりどりの袴(はかま)やスーツなどに身を包んだ卒業生たちは、「たくさんの人を笑顔にする大工になりたい」「中学校で英語力を高め、よさこいの魅力を世界に伝えたい」など将来の夢を披露して卒業証書を受け取った。

 武林勝志校長は、米大リーグで活躍する大谷翔平選手を引き合いに、「過去は変えられないが未来は変えられる。目標に向かって真剣に、最後まで諦めず全力を尽くすことが大切」とエールを送った。式で卒業生たちは、集まった保護者らを前に「毎日大きなランドセルを背負って登校するのが楽しかった」や「合宿では夜更かししようとすると枕元に先生がいてビックリした」などと6年を振り返った。

共有
Exit mobile version