OECDの「図表で見る教育 2025」=OECDのホームページから

 経済協力開発機構(OECD)は9日、大学など高等教育への公財政支出額(在学者1人あたり)が、日本はOECD加盟国の平均の54%にとどまるとする報告書を公表した。

 小学校~高校は平均より多い。大学に対する、国などの公的支出の少なさが目立つ。

高等教育の女性教員の割合は最下位の31%

 また、高等教育の女性教員の割合は31%にとどまり、比べられる国の中で最低だった。

 報告書は「図表で見る教育」。国際比較ができるデータとして、毎年公表されている。

 報告書によると、高等教育の在学者1人あたりの公財政支出(研究開発を含む)は、日本は8184ドル。OECD平均は1万5102ドルだった。最高はルクセンブルクの5万4384ドル、最低はメキシコの4430ドル。比べられる37カ国の中で、日本は10番目に低かった。

 一方、高等教育を卒業した人…

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