米トランプ大統領が新たに発動を命じた「相互関税」が、スイス・ジュネーブで開催されている高級腕時計展示会「ウォッチズ&ワンダーズ(WW)」の会場内で大きな話題になっている。米国市場の拡大を背景に、着実に成長してきた高級時計市場は今後、どうなるのか。会場内では、影響を懸念する声が聞かれた。
トランプ氏は2日、ほぼすべての輸入品に最低でも10%の税率をかけ、高い貿易障壁がある国や地域にはより高い税率を改めて適用するという「相互関税」の発動を命じる大統領令に署名した。日本は24%に引き上げられた。
スイスは、日本よりも更に高い31%だった。スイスには、ロレックスやパテックフィリップなど世界の主要高級ブランドがそろっており、フランスの人気ブランドであるカルティエも時計については主な生産現場をスイス国内に置く。いずれのブランドも今年のWWに参加している。
人々が宝飾品などに金を使う…