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鳥取県教育委員会が発表した県立高一般入試の最終志願者数=2025年2月21日午後3時19分、鳥取市、富田祥広撮影

 鳥取県立高校一般入試の志願変更が21日に締め切られ、志願者数が確定した。県教育委員会によると、全日制(22校42科6コース)は19人が志願先を変更。特色選抜入試の入学確約者を除く実質募集定員2936人に対し、志願者数は2586人となった。

 全日制全体の競争率は志願変更前と同じ0.88倍で、記録が残る1978年度以降で最低だった昨年の0.87倍を上回ったが、7年連続の定員割れが確定した。学校別では17校27科2コースで募集定員を下回った。

 旧制鳥取一中が前身の鳥取西は昨年0.97倍と記録が残る85年度以降で初の定員割れだったが、今年は1.06倍に回復した。競争率が最も高いのは米子南・家庭学科生活創造科調理コースの1.83倍、最も低いのは鳥取湖陵・農業学科緑地デザイン科の0.13倍。

 定時制(4校4科)の志願変更はなく、実質募集定員207人に対する最終志願者は132人、競争率は0.64倍。

 一般入試の本試験は3月6、7日にあり、追検査は12日。合格発表は17日にある。

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