気象庁によると、活発な地震活動が続いている鹿児島県のトカラ列島近海で29日、最大震度4の揺れを3回観測した。
震源はいずれも小宝島付近。29日は未明から震度1~3の地震が断続的に起きており、鹿児島県十島村で午前10時14分、午後4時12分、午後4時56分の計3回、震度4を観測したという。
福岡管区気象台によると、トカラ列島近海では6月21日から地震活動が活発化。27日午前10時まででは、最大震度1以上を観測した地震が486回あり、最大震度4の地震は6回あった。
この地域では過去にも地震活動が継続した事例があり、福岡管区気象台は「当分の間、強い揺れを伴う地震に注意してください」と呼びかけている。
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