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鹿児島県

 福岡管区気象台は16日夜、鹿児島県・口永良部(くちのえらぶ)島の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げた。

 古岳火口付近を震源とする火山性地震が、16日までの10日間で100回に達するなど、火山活動が高まっているという。気象台は古岳火口と新岳火口から約1キロの範囲で噴石の飛散と火砕流に、新岳火口の西側約2キロでは火砕流に警戒するよう呼びかけている。

 気象台は2月14日、火山性地震が減少していたことなどから、同島の噴火警戒レベルを2から1に引き下げていた。

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