「この挽歌集をつくらないと、先に進めなかった」。自宅でみとった猫の骨つぼだけで15個もあるという=東京都世田谷区のキャッツミャウブックス、横関一浩撮影 ■総合力で勝負するしかありませんね ブログやラジオに投稿を繰り返しているうちに、自然と猫の短歌の割合が増え、「猫歌人」を自称するようになった。この道を進むのに、背中を押してもらった言葉がある。十数年前、歌人・枡野(ますの)浩一さんの「枡野浩一短歌塾」に1期生として入塾した。塾の「通信簿」として…