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2025年8月13日、米ワシントンの文化施設ケネディ・センターで話すトランプ大統領=AP

 トランプ米大統領は13日、ロシアのプーチン大統領と15日に米アラスカ州で会談した後、ウクライナのゼレンスキー大統領を加えた3者会談を速やかに開きたい考えを示した。ただ、15日の結果次第では3者会談を見送り、ロシアが停戦に応じなければ「厳しい措置」をとるとも主張した。

 ワシントンの文化施設ケネディ・センターを訪れた際、記者団の質問に答えた。トランプ氏は「最初の会談がうまくいけば、すぐに2回目の会談を開く。できるだけ早く実施したいと考えており、プーチン大統領とゼレンスキー大統領、そして彼らが希望するなら私自身も参加する2回目の会談を速やかに開く予定だ」と語った。

 トランプ氏は15日の会談について「解決は望めない」「非常に重要な会談だが、2回目の会談のための土台を築くものだ」と位置づけた。ただ、ロシア側から「望むような回答」が得られなかった場合、「2回目の会談が開かれない可能性もある」と主張。停戦に同意しなかった場合のロシアへの対応について問われると、「非常に厳しい措置をとる」と答えた。

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