【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は30日、3月の総会(ギリシャ)で行う会長選の候補者による委員へ向けたプレゼンテーションをスイスのローザンヌの本部で実施する。日本人で初めて立候補した国際体操連盟の渡辺守成会長(65)ら7人が演説する予定。
任期満了で退任するトーマス・バッハ会長(71)=ドイツ=の後継争いで、投票権を持つ100人以上の委員にアピールする重要な場となる。各候補は昨年12月に公約を発表し、渡辺氏は開催都市の負担軽減などを目的に世界五大陸の5都市で同時期に夏季大会を共催する「五大陸五輪」の構想を披露している。