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2024年9月26日、収賄罪などで起訴された後、公邸の外で記者会見する米ニューヨーク市のエリック・アダムズ市長=ロイター

 米連邦検察は26日、ニューヨーク(NY)市のエリック・アダムズ市長(64)が収賄罪などで大陪審から起訴された、と発表した。トルコ政府高官から航空券など旅行費用を支払ってもらい、見返りとして同国に便宜をはかったという。また、市長に就任する前からトルコ関係者から違法な献金をもらっていたとされる。アダムズ市長は無罪だと主張し、争う姿勢を取った。

 NY市は人口が800万人超で米国の最大都市であるうえ、世界の金融機関や国連もあり、市長は注目を集める。トルコの関係者も、アダムズ市長が将来の大統領になると期待し、献金などをしていたという。

 警察官出身のアダムズ市長は民主党に所属し、穏健派とされる。2021年に初当選し、来年の市長選で再選を目指している。今後も市長として職務を続ける方針だが、辞任を求める声は民主党内からも相次いでいる。

■トルコ航空をたびたび利用…

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