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BIGBOSS語録

 「郡司君、渋いね~。(外野を)越えて1点と思ったら、ぐんぐん伸びたね。素晴らしい。(この日の)移動試合で同点で終わって、翌日はデーゲームでは気持ち的にね。郡司君が全員の疲れを吹き飛ばしてくれた。そんな1本でしたね。(記者の)みなさんも早く帰って寝てください。いや~寝られるわ」

記者メモ

 引き分けも見え始めた延長十二回2死二塁で代打の郡司選手がサヨナラ2ランを放ち、3時間40分の熱戦に終止符を打った。チームは4連勝。前日は仙台で楽天とナイターを戦い、この日朝、北海道に戻って西武とのナイターに臨んでいた。翌日の西武戦は午後2時試合開始のデーゲームで、厳しい日程での劇的な勝利に興奮気味だった。(4月11日、エスコンフィールド北海道での西武戦後に)

BIGBOSS語録

 「毎日切り替えています。勝っても切り替えて。プロ野球選手、この世界でやっている以上は切り替えが大事なんで。試合中もそう。満塁で凡打したとしても、打つのと守るのはその一瞬で、グラブを持った瞬間に切り替えて守備につかないと。僕は(選手を)見ているんで。表情、歩き方、顔の角度、ベンチでの雰囲気とか。切り替えていないなと思ったら外す(交代させる)から」

記者メモ

 遊撃手の水野選手が2失策と守備で精彩を欠き、途中交代させた。試合も西武に1―2で惜敗し、連勝は4でストップ。首脳陣も選手個々も気持ちの切り替えの大切さを訴える。(4月12日、エスコンフィールド北海道での西武戦後に)

BIGBOSS語録

 「どうした新庄剛志! めっちゃ代打が当たっている。日頃の行いがいいから、当たるだろうなって(笑)。怖いぐらいだね」

記者メモ

 オリックス戦の九回2死三塁で代打レイエス選手が中前適時打を放ち、貴重な追加点をもたらした。前日のオリックス戦でも同点の八回2死一、二塁で代打で送り出した万波選手が決勝3ランを放つなど、代打起用が的中し、首位オリックスに2連勝。(4月20日、京セラドーム大阪でのオリックス戦後に)

BIGBOSS語録

 「悪くはないですね。2年前に比べたら。『さぁどうすればいいんだ、僕は』みたいな時期があったから。今は野球を計算できて、采配をふるえる。それだけで楽しい。(2年前は)みんな成長してくれよって。みんな出てこいって。誰をスタメンに使うんだみたいな時期から、今は安定してきて、ちょっと違うレベルの起用法になってきている。時間はかかりましたけど、楽しいです」

記者メモ

 4月を終え、14勝12敗でリーグ2位につける。今季開幕から野村選手を「4番」に据え、長打力が期待できる清宮幸、万波、レイエスの各選手を調子や相手投手との相性などを加味して日替わり打線を組む。捕手も伏見、田宮、郡司、吉田の各選手を併用するなど、戦術面で選択肢が広がっていることを実感して。(4月30日、みずほペイペイドームでのソフトバンク戦後に)

BIGBOSS語録

 「ちょっと(2位以下との)差を広げていけそうな雰囲気が出てきている。交流戦でまたわからないじゃないですか。交流戦までにはなんとか差を広げていきたいなと思います。打線が良くなってきたし。僕は(男子マラソンの)瀬古(利彦)さんタイプなんですけど。42.195㌔をずっと余裕を持ちながらついていって、残り150㍍で抜くというのは格好良いですよね。プロ野球的にも盛り上がる。けど首位で独走はしたいね」

記者メモ

 楽天に3連勝。4月2日以来の単独首位に立つ。昨季はセ・パ交流戦で7勝10敗1分けの「借金3」と足踏みしただけに、6月3日からの今季交流戦前に首位固めを狙う。ただ、男子マラソンの瀬古利彦さんのレースを例えに、個人的なペナントレースの理想の展開は最終盤での逆転優勝と明かす。(5月11日、エスコンフィールド北海道での楽天戦後に)

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