20日、台湾で開かれた頼清徳(ライチントー)新総統の就任式に、日本の超党派でつくる国会議員連盟「日華議員懇談会」の31人が出席した。過去最大規模の参加となり、議員交流による強固な日台の連携を内外に示した。中国はさっそく反発を強めている。
日華懇メンバーは20日、総統就任式を終えたばかりの頼氏と台北市内で昼食をともにした。前夜は総統任期最終日の蔡英文(ツァイインウェン)氏の夕食会に、日華懇の古屋圭司会長(自民党)が出席。ある議員は「日台関係は戦後一番いいのではないか」と高揚した様子だった。
古屋氏は頼氏との昼食会後の…