石破茂首相が退陣表明したことを受け、経団連は7日、筒井義信会長名でコメントを出した。「参院選の総括を踏まえ、政治を前に進めるために重い決断をなされた」としたうえで、「外交では対米関税交渉で日米合意を実現し、内政では2025年度予算や各種法案を成立させた」などと言及。「骨太の方針でも経団連が掲げる科学技術立国や貿易・投資立国の実現の方向性と合致する政策を打ち出した」とした。
自民党総裁選で選ばれる新しいリーダーについては、「党内の一致結束を図ったうえで、安定した政治の態勢を確立し、政策をスピーディーに遂行していただきたい」と求めた。