BIGBOSS語録
「6番に置いた意味おわかり。(安打が)1本じゃ足りんわ。1本は打つと思っていましたけどね。2本欲しかったね。(申告敬遠の場面は)『よっしゃー』と思った。何か起こる。めったに三振しない子だからね。初球の甘いボールは手を出してくれるし。しっかり間があるからついていける。投手を6番にって? そんな驚かなくないですか。まあ僕以外で出来ないでしょうけど(笑)」(6月7日、横浜スタジアムで)
記者メモ
指名打者(DH)制のリーグ戦では打席に立たない山崎投手を、セ・パ交流戦で中軸の「6番」で起用。5番の万波選手が申告敬遠された七回1死満塁での打席で右前に2点適時打を放った。交流戦では5年連続安打となり、ソフトバンク時代の杉内俊哉さん(現巨人投手コーチ)が持つパ・リーグ投手の最長記録に並んだ。
BIGBOSS語録
「ホームランバッターばっかし。ふざけてんのと思ったやろね。これになれって思ってんのって。いや、そういう打ち方をすればヒットが増える。いい打球が打てるよって。練習をしていくと筋肉と脳が軌道を覚え始めるから。ホームランを打てる素質はあると思う。ポイントさえしっかり覚えれば、11本ぐらい打てるよ」(6月12日、エスコンフィールド北海道でのヤクルト戦後に)
記者メモ
2番・センターで先発出場した五十幡外野手が2本の三塁打を含む3安打2打点と活躍した。以前からバットを寝かせてボールの軌道に入れる打撃フォームへの改造を助言。「お手本」として、佐藤輝明選手(阪神)やフレディ・フリーマン選手(ドジャース)ら日米の強打者の映像を送ったことについて。
BIGBOSS語録
「あ~、しびれたねえ。六回の6失点で『あちゃ~』って、『もう、ごめんなさい』ってなったけど、よく選手が追いついてくれて、最後に決めてくれましたね。スタンドを見たら、(お客さんが)そんなに帰ってなかった。あ、うれしいなと思って。何か期待をして、残ってくれてたっていうのが最後のホームランにつながってくれましたね。今年のファイターズは、あっ違うなっていう風に感じました」(6月15日の広島戦で)
記者メモ
六回まで7点をリードされたが、じわじわと追い上げ、2点差の九回2死から同点に追いつく。延長十回に田宮選手のサヨナラ本塁打が飛び出した)
BIGBOSS語録
「11勝7敗に合わせるために負けたわけじゃないよ(笑)。精いっぱい戦って、たまたま。でも今のチームならそれぐらいの戦いで勝てるっていう計算で掲げた目標だったんで、十分じゃないですか。あとは後半戦に向けて2勝1敗ペースで行きたいですね。パ・リーグは全球団が一緒というレベルで戦っている。またこれが面白い。やっている方も、見ている方も。選手も負けたら悔しいっていう気持ちがさらに強くなると思うから。まぁ抜け出せないでしょ。まだ、こういう感じがずっと続くと思います」(6月22日、バンテリンドームナゴヤでの中日戦に敗れ、交流戦は2位に終わって)
記者メモ
セ・パ交流戦前に掲げた目標の11勝7敗が現実となり、本人もびっくり。昨季は交流戦で7勝10敗1分けと負け越しており、今季は四つ勝ち越して納得の表情だった。ただ、交流戦は上位をパ・リーグ球団が独占したため、リーグ戦の順位やゲーム差はあまり変わらず、今後も混戦を予想する。