高教組が実施したアンケートには、100人を超える教職員らから回答があった
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 宮城県立高校の30代女性教諭が同僚からパワーハラスメントを受け自死した問題を巡り、県高校・障害児学校教職員組合(高教組)がアンケートしたところ、職場でパワハラを受けた経験があると回答した教職員らが47人に上った。9人は現在受けているとした。教育現場の深刻なパワハラの一端が浮かび上がった。

 女性教諭は2020年10月、同僚の年上の男性教諭からパワハラを受けた後に自死。県教育委員会は今年2月、パワハラで自死に追い込んだとして、男性教諭を停職3カ月の懲戒処分とした。

 高教組は問題を受け、教育現場のパワハラの実態を調べようと、県立高校と特別支援学校の教職員らを対象に緊急のウェブアンケートを実施。3月から約2カ月間、匿名で回答を募ったところ、104人から回答があった。

 職場のパワハラの有無(複数…

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