球界を代表する安打製造機の一人と言ってもいいだろう。俊足巧打の左打者、阪神の近本光司のことだ。
関学大から大阪ガスを経てドラフト1位で入団し、7年目。2019年には159安打を放ち、長嶋茂雄さんが持っていたセ・リーグの新人記録(153安打)を塗り替えた。21年には178安打で最多安打のタイトルを獲得。通算6年で5度盗塁王に輝くなど、実力は申し分ない。
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身長171センチ、体重70キロと選手としては決して大柄ではないが、バットコントロールにたけ、今年、創設から90周年を迎える伝統球団の不動の1番打者としてチームを引っ張る。
30歳は、野球に関して独特…