兵庫県丹波市氷上町の用水路で6日午後11時40分ごろ、1歳9カ月の男児が浮いているのを警察官が見つけた。男児は搬送先の病院でまもなく死亡が確認された。
県警丹波署は現場の状況などから、男児が1人で家の外に出た後、誤って用水路に転落した可能性があるとみて、詳しい経緯を調べている。
署によると、同日午後11時10分ごろ、男児の母親から「30分ほど前に、子どもがいなくなった」と署に通報があった。駆けつけた署員が近くを捜索したところ、自宅から約50メートル離れた用水路に浮かぶ男児を発見したという。
男児の両親は署に対し、自宅で知人女性と食事を終え、台所で片付けをしていたところ、リビングにいた男児の姿がみえなくなった、と説明しているという。
玄関は施錠されていたが、リビングの網戸は破れていたといい、付近のコンビニの防犯カメラには、男児が1人で歩く姿が映っていたという。目立った外傷はないという。
