2024年1~6月の上半期に生まれた子どもの数(外国人を含む出生数)は、35万74人で、1969年以降、過去最少だった。厚生労働省が30日、人口動態統計の速報値を公表した。
前年同期比では2万978人(5.7%)減だった。23年は前年同期比で1万3890人(3.6%)減で、少子化に歯止めがかからない状況だ。上半期で出生数が40万人を割るのは3年連続となった。
厚労省が6月に発表した人口動態統計では、23年に生まれた日本人の子どもは72万7277人で、統計がある1899年以降過去最少だった。
「異次元の少子化対策」を掲…