愛育班員全国大会でお言葉を述べる百合子さま=2009年 宮内庁の黒田武一郎次長は26日の定例会見で、聖路加国際病院(東京都中央区)に入院中の三笠宮妃百合子さま(101)が軽い肺炎のため16日から集中治療室に入っていると明らかにした。すでに症状は回復しており、近く一般病室に移る予定だという。 宮内庁によると、百合子さまは16日に発熱し、検査の結果、肺炎と診断された。24日までに症状は回復したという。百合子さまは今年3月に脳梗塞(こうそく)の疑いと誤嚥(ごえん)性肺炎と診断されたため、入院。現在も同病院で療養を続けている。(中田絢子)