西関東大会への出場を決めた新潟商の吹奏楽部員たち=2025年8月6日午前11時48分、新潟市中央区、久保田正撮影

 第66回新潟県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の高校Bの部(30人以下)と中学Aの部(50人以下)の代表選考と、小学生の部、大学の部が6日、新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ、同市中央区)であった。高校Bは4団体、中学Aは5団体、小学生と大学は各1団体の計11団体が西関東大会への出場を決めた。各部門の代表は次の通り。

 ◆高校Bの部

 帝京長岡、新潟江南、新潟商、新潟市立万代

 ◆中学Aの部

 新潟市立上山、新津第二、亀田、妙高市立新井、燕市立燕

 ◆小学生の部

 【金賞】魚沼市立堀之内

 ◆大学の部

 【金賞】新潟大

 またこの日は、第28回県小学生バンドフェスティバル(同主催)のステージ部門もあり、JBB山の下マリンキッズが西関東大会への出場を決めた。

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 西関東大会への出場を決めた4校の部長に意気込みを聞いた。

 帝京長岡は昨年の西関東大会で金賞。フルートを担当する田村葵さん(3年)は「東日本で金賞を目指します」とその先を見据える。今年は、紙パックを使った腹式呼吸などのトレーニングやストレッチを取り入れたといい「音が格段によくなった」と自信を見せる。

 新潟商のクラリネットの小山田にこさん(3年)は「県大会も今日も決してよいできではなかった」と気を引き締める。一昨年の西関東では銀賞。次は「ミスをしないで、さらにその上を目指したい」。

 昨年は代表選考に出られなかった新潟江南。テューバの布川璃音さん(3年)は「西関東、西関東と言い続けてきた」という。「今はうれしすぎて言葉が見つからないけど、(地元開催の西関東で)地の利を生かしてがんばりたい」と話した。

 万代でユーフォニアムを担当する伊藤美月さん(3年)は「今日の演奏は改善点はあるし、みんなで、もっといけるはずだと言い合った」と反省する。西関東に向け「納得できなかった点を直して、本番ではベストを尽くして楽しみたい」。

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