災害現場の恐ろしさに思わず息をのんだ。
28日にマグニチュード7.7の大地震に襲われたミャンマー第2の都市、中部マンダレー中心部の11階建てマンション「スカイビラ」は、4階までの低層部がぺしゃんこに崩れ、残った上階は今にも倒れそうだ。大勢が生き埋めになったと見られる。地震から2日たち、依然として救出作業が続いている。
もともと11階建てが4棟並んでいたが、他の3棟は跡形もなく崩壊した。30日に記者が訪れると、周囲にはがれきの山が築かれ、干されたままの洗濯物、マットレス、椅子やテーブルなど、住人らの生活の跡がむき出しになっていた。
「我々は懸命に救助する。だ…