香椎工―浮羽究真館 五回裏、内野安打を放つ浮羽究真館の国武雅也=2024年6月30日午後1時0分、大牟田延命、興津洋樹撮影
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 (30日、第106回全国高校野球選手権福岡大会1回戦、香椎工3―1浮羽究真館) 「12年ぶり夏の勝利」を合言葉に挑んだ浮羽究真館。選手権福岡大会では2012年を最後に白星が遠のいている。1点を追う五回裏の好機で国武雅也選手(1年)が打席へ。内野安打を放つと、敵失の間に二塁走者が生還。同点に追いついた。

 勝利には届かなかったが、安打数7は相手を上回り、そのいずれも1年生と2年生が放ったものだった。有馬颯二朗主将は(3年)は「頼もしい後輩たちです」。国武選手は「来年は勝ちたい」と悔やんだ。悲願の勝利は後輩に託された。(興津洋樹)

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