第107回全国高校野球選手権宮崎大会(前年優勝校 宮崎商 前年参加チーム数46)
今春の県大会を制した宮崎商、準優勝の延岡学園、5月の県選手権優勝の日南学園を中心に、熾烈(しれつ)な争いが見込まれる。
宮崎商は春の準決勝までの全5試合で2桁得点を挙げる攻撃力を発揮。5月の招待野球では、選抜大会を制した横浜に敗れたものの、1番打者の日高有希也が4安打を放つなど、巧みな打撃を見せつけた。延岡学園は最速153キロ右腕の藤川敦也が柱。打線は主将の有川類司らの振りが鋭い。日南学園は4番打者の蔡韋辰らの打力が上向きつつある。
一歩抜け出したようなチームは見当たらず、富島や宮崎第一なども頂点を狙う力がある。