司法試験の合格者の貼り出しを確認する受験生ら=2024年11月6日午後4時6分、東京・霞が関、久保田一道撮影

 法務省は6日、今年の司法試験で3779人(前年比149人減)が受験し1592人(同189人減)が合格した、と発表した。昨年に続き、政府が合格者数の目標とする1500人を上回った。合格率は42・13%(3・21ポイント減)だった。

 司法試験を受験できるのは、法科大学院の修了者と予備試験の合格者に限定されてきたが、昨年から法科大学院の在学中でも「修了見込み」とされた人が受験できる。

 今年の合格者の内訳は、法科大学院の修了者が471人(同346人減)、大学院在学中の受験者が680人(同43人増)、予備試験合格者が441人(同114人増)だった。 

 法科大学院別の合格者数(修了者と在学中の合計)では、慶応大が最多の146人、早稲田大が139人、東京大が121人、京都大が107人と続いた。

 合格者のうち男性は1111人、女性が481人。合格者の平均年齢は26・9歳で、最年少が17歳、最高齢が70歳だった。

各法科大学院の合格者数と合格率

(合格者数上位10校、人数は修了者と在学者の合計)

①慶応  146人(59.35%)

②早稲田 139人(42.12%)

③東京  121人(47.45%)

④京都  107人(49.31%)

⑤中央  83人(45.86…

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